松尾芭蕉や千利休に愛された“足三里”

オススメ

こんにちは!鍼灸師のコマツです。
私たちは鍼灸をスタンダードにする為に
鍼灸師の底上げ、鍼灸の受給率を上げたいと活動しています。


日本の鍼灸は世界で通用する
もっと注目されるべきだ!


そう思いませんか?

私はそう思います。


今、中国は大変な状況ですが、、、
鍼灸師なら一度は行ってみたいと思うのでは?

鍼灸は中国から始まり歴史が古く学びが沢山ありました。

鍼灸師の仲間に少しでもシェアしていきたいと思っています。
今回は実際に中国でも臨床で使われていた
【足三里】
松尾芭蕉千利休
に愛されたこのツボについて

足三里(あしさんり)

足三里というツボ。聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

今まで歴史の勉強はほとんどしてこなかった私でさえ
鍼灸を学び、足三里を知り

『松尾芭蕉』『千利休』という偉人がどういった人だったのか
知ることができました。

江戸時代の俳人、松尾芭蕉の俳句の一つ

『月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也』より始まる奥の細道の内容の中に

『もも引きの破を』

千利休が長旅で足の疲れをとるために
膝下のツボにお灸をすえていたようです。

さらに、足三里にお灸をしない人とは一緒に行かない!

と言っていたそうです。

そのくらい、このツボを重要視して
身体のメンテナンスを行っていたという話です。

そんな足三里とは?

脛骨(スネ)をしたからスーっと上に上がって止まるところ

犢鼻(とくび)から指3本分下

ツボはその人によって少しずつ場所が違いますので
あくまでもこれは指標ですが
この辺りを軽く押圧し心地良いところを刺激しましょう。

市販でも売られているお灸をしても良いでしょう。

1分でわかる松尾芭蕉という偉人

教科書でもよく目にする『松尾芭蕉』
江戸時代の俳人

松尾芭蕉=奥の細道


奥の細道とは松尾芭蕉が旅して書いた有名な著書
その著書での歩いた距離を計算すると、1日に12里(48キロ)も歩いています。
当時40代でこの距離を踏破しています。
並みの体力ではない!ということが分かりますよね。


1日にこんな距離を歩く人なんか、、、
一人だけ知ってますが(笑)
普通は不可能に近いですよね。


健脚の持ち主であるということが分かります。

噂では、忍者だったのでは!?
という説もあるほどです。

芭蕉といば・・・【わびさびの心】
これは、静けさや侘しさの中にあるものを美しいとする精神
代表的な句をあげましょう。

・古池や かわずとびこむ 水の音

(かわず=カエル)→ゲロゲロの印象
でも芭蕉はカエルが水の中に飛び込んだ『ポチャン』っという音に注目
当時の俳句界では衝撃だったようですね。

特に印象的な句は芭蕉が最後に読んだとされる

・旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る

結果としてこの句を読んだ4日後に亡くなったのですが
旅で病んで 夢の中ではまだ枯野を かけ廻るほど
旅と俳句が大好きだったということが分かる俳句です。

芭蕉には弟子も多く、その教えやいわゆる上司として
考え方や姿勢が『男前だなぁ』と感銘をうけました。
その育て方は『自分だけの観点で物事を見ていては、本質を見失う』
という事を教えてくれています。



自分の考えが正しい!思い込んでしまうと、それしか見えなくなってしまいます。
そうした「思い込み」があると、それが正解だと思い込み、
別にある本当の正解に辿りつけません。
自分の考えを相手に押し付けるのではなく、相手を受け入れ、色々な考え方があるということを大切にしていけば、本当に大切なものが何なのかが見えてくることもあるでしょう。

1分で分かる千利休という偉人

千利休といえば=お茶

織田信長によってお茶の先生が
この時代に圧倒的な力を手に入れていった歴史があります。

秀吉や信長に気に入られた『田中与四郎』のちの『千宗易』のちの『千利休』
田中さんから千利休までのし上る様は本当に面白いですよ!
生まれは大阪の堺
この堺で生まれた事も信長に気に入られる一つの要因だったとか

御茶湯御政道(おちゃのゆごせいどう)

茶の湯を利用した織田信長の政治的手法
当時はお茶会が高貴なものとなっており、これを利用しようと
“茶”をハイブランド化していったんですね。

良くやった!褒美をやろう!
100万現金1000万の価値が付いたツボどちらか選べ♪
好きな方を持っていけ。

ははぁ、、、信長様、光栄です。
それではこちらのツボを頂戴します。
ありがとうございます。また精進して頑張ります

このように天下統一に向けて、褒美を与えてテンション上げていたんですね!

千利休にまつわる逸話

千利休は、秀吉の怒りを買い(原因は諸説ありますが)結果として切腹を命じられることになりました。

 

千利休は、自身への切腹を命じに来た秀吉の使者たちに対し、「茶室にて茶の支度ができております」と静かに口を開いた。その中には千利休の茶の湯の弟子もおり、彼らにとっても「利休の首を持って帰ってこい」という秀吉からの命令はとても心の痛い出来事だったに違いなく、そんな彼らを気遣っての配慮である。

自分の死を告げられたにも関わらず、使者への気遣いを見せた千利休の素晴らしい人物像に感銘を受けたことを覚えています。

そして、千利休は使者に対して最後のお茶を点てた後、一息ついて切腹をしたと言われています。

その他にも、千利休の逸話が残されています。
繊細で茶道を通じて心遣いを感じることができます。
きっと千利休の教えが好きで茶の湯の道へ足を踏み入れる人も多いのではないでしょうか?

まとめ

【足三里】というツボを知るだけで
松尾芭蕉、千利休といった偉人を学ぶキッカケになりました。
それほど歴史があり、健脚のツボで有名な足三里
駅伝やフルマラソン、スポーツ選手、臨床の現場でも味方に
なってくれる頼もしいツボの一つです。

また、足三里は足の陽明胃経ですので
飲み過ぎ、食べ過ぎ、といった胃の働きをサポートしてくれる
万能なツボですので
ついつい飲み過ぎてしまう私も良く鍼やお灸をしています^o^


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