頭に鍼打っても大丈夫?

鍼灸

こんにちは。鍼灸師のコマツです。

私たちは鍼灸をスタンダードにする為に

鍼灸師の底上げ、鍼灸の受給率を上げたいと活動しています。

ここ最近特にはり師、きゅう師の方が増えて

テレビや雑誌でも取り上げられるようになってきましたね!

頭に鍼なんか打っても大丈夫!?

このような質問をたくさん頂くようになりました。

先日ある女性患者様が仕事中「急にめまいが起きて目がかすむ」

時間が無い中当院に来院してくれました。

徒歩で5分圏内の方でしたので

頭にあるツボ『百会』というところに打って

両手の親指と人差し指の間にある『合谷』へ置き鍼(貼る鍼)

※この鍼は目に見えないほどの小さな鍼が中央についているのですが表面のツボを刺激してくれるので、手を加えることなく刺激をし続けてくれる優れもの!

本人はびっくりした感じでしたが

この方はこれだけでめまいが無くなり、頭に鍼を刺したまま帰ってもらいました。

もちろん!お仕事が終わって午後にもう一度来てもらいしっかり抜きますよ(笑)

結論『頭に鍼は打っても全く問題ありません』

頭の骨(頭蓋骨)がある為、奥深く鍼が刺さることはありません。

頭の鍼は皮膚面に対して水平に寝かせて打つことが多いのですが

真っ直ぐ打ってもせいぜい数ミリ程度の深さでとどめます。

赤ちゃんの場合、大泉門(だいせんもん)小泉門(しょうせんもん)という

まだ頭蓋骨が完成されずふさがっていない部分がありますので

成人のように鍼を刺すことはありません。

頭の骨と筋肉の走行

頭は一つの骨ではなく、先ほど出てきた生後数ヶ月の赤ちゃんの頭。

大泉門と小泉門が完全に塞がるのに少し時間がかかります。

塞がったからといって一つの骨になるのではなく閉まるというイメージですね!

普段の生活やダメージなどで頭の形が変えることがありますし

息を吸って吐くと同じように頭蓋骨も縮んだり緩んだりを繰り返しています。

顔と頭だけでも無数の骨で構成されています。

頭蓋骨を構成している骨の数は舌骨も入れると23個あります。

骨と骨をつなぐ縫合と言われる関節はもちろんそれだけの数がありますね!

お顔の筋肉も沢山ありますのでここでは割愛しますが

表情を作る筋肉ですし、意外とお顔のコリって多いんですよね〜。

頭は顔に比べてシンプルな筋肉の走行ですね。

主に腱膜で包まれています。実は足底まで繋がっている膜なので頭で足の症状をとることもできたりもします。

物を食べるときに顎が動きますが

同時に頭の横を動きます。これは“側頭筋”が大きく働きます。

ここにも鍼を打つことがあります。

最近流行りの美容鍼灸でもリフトアップ効果があるような場所ですね。

まとめ

今回はめまい、目のかすみに対して頭の百会合谷をつかいましたが

その他の症状にも使うこともありますし

違ったアプローチもありますのでこれが一番良いということではありませんが

はり、きゅうには可能性が沢山あり、診れる幅も多いということです。

一つの選択肢に鍼灸が入りますように。

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